2010年9月は、電気自動車・電気バスの最新動向と今後の展望をテーマに、eコミュニティバス普及でご活躍中の龍谷大学法学部 教授 堀尾正靱氏と、国内17番目の自動車メーカーで、電気自動車の開発販売で大変な話題のゼロスポーツ株式会社 代表取締役社長 中島 徳至氏にご講演頂きます。
日時: | 2010年09月29日(水)15時00分 ~ 17時30分 |
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演題: | 「石油漬け社会の作り直しと蓄電型地域交通」 「電気自動車をとりまく動向とそれがもたらすものとは ~EVを開発して12年、そこから見て感じたものとは~」 |
講師: | 堀尾 正靱 氏 龍谷大学法学部・教授・政策学部設置準備委員(2010-) 科学技術振興機構(JST)社会技術研究開発センター(RISTEX)・環境領域*総括(2008-)、東京農工大学名誉教授(2008-)、日本エネルギー学会理事・バイオマス部会長、早稲田大学客員教授・W-BRIDGEプロジェクト代表代行 戦後の技術革新と公害のさなかに技術のあり方についての思索を始め、化学工学を選んでからは、粉体反応、環境・エネルギーに専門を展開。COEの農工融合研究の中で、農業から環境・エネルギーにわたる社会的技術システムの危機の状況を実地に検討。都市・農村を結合した、市民・行政・専門家の新たなネットワークと、石油依存の中で構築された社会的規模の現代技術体系の維持・管理を軸として整備された「縦割り構造」を「横断的なもの」にすること、適正技術の開発を進めること、および風土由来資源に基づく伝統文化を現代的に再興することの重要性を見出してきた。2003-7のリーディングプロジェクトでは、バイオマスガス化研究などと併せ、横断的視点から地域の物質・エネルギーリサイクル計画ができる公共的データプラットフォームPEGASUSを開発。 <著書> ◆「流動層の反応工学」(鞭・森と共著、培風館、1984)、◆‘Circulating Fluidized Beds,’ (J. Grace, A. Avidan, T. Knowlton, 編., Blackie Academic & Professional, 第2章Hydro-dynamics, pp. 21-85を担当, 単著、1997)、◆「FBC技術概論」(堀尾正靭編著、NEDO、1997)◆「流動層ハンドブック」(編著:培風館、1999年)、◆ ‘Handbook of Fluidization and Fluid-Particle Systems’, (W.C. Yang編、Marcel Dekker, 25章 Instrumentation and Measurements, pp.643-704を担当, R. Kobylecki、 M. Tsukada, と共著、2003)、◆「暮らしに根ざした心地良いまち」(福井隆・白石克孝編、公人の友社、V「地域の技術システムと心の再生」を担当、2005年)、◆「環境-設計の思想」(編著:東信堂、2007年、第7章「脱温暖化」と「脱近代化」を担当)、◆生存科学シリーズ2「再生可能エネルギーで地域がかがやく」(秋沢、長坂、小林と共著、公人の友社、2007)、◆Handbook of Combustion, vol. 4: Solid Fuels, (ed. by M. Lackner, F. Winter, A.K. Agarwal, Wiley-VCH Books, 2009, Overview on Biomass Combustion章を担当(A. Suriと共著))◆「地域からエネルギーを引き出せ-PEGASUSハンドブック」2010発行予定(公人の友社)◆「小水力マニュアル」2010発行予定(公人の友社) 中島 徳至 氏 東京理科大学大学院 総合科学技術経営研究科(MOT) 修了 1994年「ゼロスポーツ」を設立。自動車部品のオリジナルブランドを立ち上げ製品総数500品目内180品目は純正品番取得。パーツメーカーとしてのノウハウを蓄積し自社ブランド車の開発に着手。2000年国内最高速電気自動車276.6kmを記録。2003年には国内17番目の自動車メーカーの認証を取得。電気自動車分野ではパイオニアとして最先端技術で業界からのR&Dの案件が集中。大手自動車メーカー開発で多くの実績を上げ、2009年より郵便事業会社向けの車両を開発し実証実験を開始した。2010年より試験導入を経て、1000台の受注を獲得した。インターンシップ制度にも早くから取り組み、実績を上げている。大学院や大学や高校、業界団体や全国の起業家や経営者勉強会などで幅広く講演活動を行い、ものづくりを通した次世代の経営者、技術経営者育成にも力を入れる。 1967年1月1日 岐阜県下呂市金山町生まれ。岐阜県各務原市在住。 ◆主な現在の公職及び役職 「財団法人日本自動車研究所 評議員」 「電気自動車普及協議会 代表幹事」 「一般社団法人 蓄電型地域交通推進協会 理事」 「一般社団法人 自動車用品小売業協会 理事」 「各務原市商工会議所 常議員」 ◆公職歴及び委員歴 「経済産業省 電池技術と自動車に関する検討会 委員」 「日本自動車マフラー協会 会長」 「明日の岐阜県教育を考える県民委員会 委員」 「岐阜県政改革再生委員会 委員」 「各務原市都市戦略会議 委員」 ◆受賞実績 平成十六年七月 経済産業省 「経済産業大臣奨励賞」受賞 社団法人日本青年会議所 「人間力大賞」受賞 平成十七年十月 国際青年会議所(JCI) TOYP大賞受賞「The Outstanding Young Person of the World 2005(世界の傑出した若者達2005)」Scientific and/or Technological Development(世界の科学技術の発展に貢献分野) 平成十八年四月 各務原市 「産業功労賞」受賞 |
受講料: | 法人会員・個人会員 無料 サポーター会員 2,000円 非会員 5,000円 |
アジェンダ: | 14:30~15:00 開場・受付 15:00~15:10 太陽経済の会よりごあいさつ 15:10~15:55 第一部 講師:堀尾 正靱 氏 テーマ:「石油漬け社会の作り直しと蓄電型地域交通」 15:55~16:00 質疑応答 16:00~16:05 休憩 16:05~16:50 第二部 講師:中島 徳至 氏 テーマ:「電気自動車をとりまく動向とそれがもたらすものとは ~EVを開発して12年、そこから見て感じたものとは~」 16:50~16:55 質疑応答 16:55~17:10 名刺交換会 17:10 終了 |
定員: | 50名 |
会場: | TKP東京駅丸の内会議室 カンファレンス2 東京都千代田区丸の内3-1-1 帝劇ビルB1 |
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