温暖で降水量が少なく日照時間が長い瀬戸内海気候を利用して、古くから塩の生産が盛んだった岡山県瀬戸内の地に、1956年錦海湾の岬と岬をつなぐ大堤防を建設し干拓された500haの日本最大の大塩田が出現しました。
塩業技術の進歩と世界貿易の進展もあいまって50年後の2009年、塩業事業者が破たんし塩業製造の長い歴史の幕が閉じられ、広大な塩田跡地が残りました。環境調査の結果、塩田跡地内の排水が止まると浸水によって、市民の安全を脅かすことが判明しました。
瀬戸内市では市民の安全安心の確保のために跡地を取得し、塩田跡地周辺住民らで組織された検討委員会による活用基本構想に掲げる「地域の活性化」「文化の振興」「環境の保全」のための提案を募り、跡地活用の事業者を公募しました。そして、8社の提案から「瀬戸内Kirei未来造り連合体」の案を採用いたしました。
塩づけになった広大な土地が今、世界の最先端をいく日本最大のメガソーラーを軸として活力を生む場所に変わります。
太陽経済の会会員の日本アイ・ビー・エム株式会社、東洋エンジニアリング株式会社、自然電力株式会社、くにうみアセットマネジメント株式会社、他3社で構成する「瀬戸内Kirei未来造り連合体」の共同提案で採用された、岡山県瀬戸内市にある500haの塩田跡地で計画する日本最大規模の「メガソーラー」が導く「まちづくり」、それらを実現する「再生可能エネルギーの証券化」について講演いたします。
さらに、このプロジェクトから波及する交通整備、観光、事業継続ビジネス、文化・芸術コンテンツをはじめ、様々な分野に広がるビジネス機会について解説します。
日時: | 2013年02月14日(木)13時30分 ~ 17時00分 |
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演題: | 太陽経済せとうち会議 フォーラム 瀬戸内プロジェクトに学ぶ ~再生可能エネルギーで実現する地域活性化 日本最大規模メガソーラーが導く新産業最前線~ |
アジェンダ: | 主 催 : 一般社団法人 太陽経済の会 後 援 : 日刊工業新聞社、アイティメディア/スマートジャパン |
プログラム | 13:00 受付開場 13:30 ~ 15:10 「日本最大メガソーラーへの道のり。錦海塩田跡地活用基本計画」 武久 顕也 瀬戸内市長 「太陽光発電・メガソーラーの技術の展望」 近藤 道雄 (独)産業技術総合研究所 太陽光発電工学研究センター センター長 「地域活性化を導くメガソーラー建設の今後」 内田 正之 東洋エンジニアリング株式会社 取締役常務執行役員 経営計画本部長 15:20 ~ 16:20 「 ITで加速する瀬戸内市のまちづくり!スマーターシティの未来」 岡村 久和 日本アイ・ビー・エム株式会社 スマーター・シティー事業 部長 「再生可能エネルギーの証券化と進む田園からの産業革命」 山﨑 養世 一般社団法人太陽経済の会 代表理事 株式会社成長戦略総合研究所 代表取締役 くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役 16:20~17:00 メガソーラーとまちづくり交流会 |
受講料: | 会員:無料 一般: 5,000円(同時にサポーター会員として1年間参加できます) ※受講料は、当日現金でご準備下さい。 |
会場: | 日本アイ・ビー・エム株式会社 本社(日本橋箱崎町) 住所: 〒103-8510 東京都中央区日本橋箱崎町19-21 |
定員: | 100名(定員になり次第締め切ります。) |
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