瀬戸内海に面した東京ディズニーランドの10倍の500ヘクタールの巨大な面積の塩田跡地に、日本では圧倒的な230MWにも達する巨大な発電規模のメガソーラー建設の計画が進んでいる。
総事業費は550億~820億円。金融、プラント、電力、IT、通信、都市開発といった各分野の有力企業が集まり、再生可能エネルギーによる地域の再開発プロジェクトに様々な英知を駆使して取り組んでいる。
巨額を要するプロジェクトでは、資金調達は証券化の手法をとり、事業の破綻がない、安心安全なサスティナブルなまちづくり計画が進められる。
さらに、再生可能エネルギーの中では太陽光発電だけが、環境影響評価を義務付けられていないが、環境への配慮からこの基本計画の中で太陽光パネルを設置するエリアも限定している。
動植物の保護に欠かせない湿地帯や遊水池の周辺は「自然環境保全ゾーン」に区分して太陽光パネルを設置しない。500ヘクタールある塩田跡地の30%以上に緑地を確保することも方針に盛り込んでいる。自然環境に恵まれた瀬戸内海に面した場所に建設するため、異例とも言えるほどの環境保全対策を実施する。
この日本最大のメガソーラープロジェクトに挑む一般社団法人太陽経済の会会員企業の二社、連合体の幹事会社のくにうみアセットマネジメント代表取締役で太陽経済の会の代表理事の山﨑と、自然エネルギービジネスに取組むベンチャー企業、自然電力代表取締役社長の磯野氏が「再生可能エネルギーが導く地域活性化と新産業最前線!」について講演します。
演題: | テーマ:「再生可能エネルギーが導く地域活性化と新産業最前線!」 <講演1> 「再生可能エネルギーの証券化とサスティナブルなまちづく」 一般社団法人 太陽経済の会 代表理事 くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役 山﨑 養世 <講演2> 「新たな時代のグローバル&ローカルエネルギー事業創造への挑戦」 自然電力株式会社 代表取締役社長 磯野 謙 |
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日時: | 2013年05月30日(木)15時30分 ~ 17時00分 |
会場: | 東京ビッグサイト 東2ホール メインステージ |
定員: | 500 |
受講料: | 無料 |
申込み方法 | 日刊工業新聞社スマートコミュニティJapanサイトよりお申し込みください。 |
講師: | ◆講師略歴◆ 一般社団法人 太陽経済の会 代表理事 くにうみアセットマネジメント株式会社 代表取締役 山﨑 養世 1958年福岡市出身。東京大学経済学部卒業。 カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で経営学修士号(MBA)取得。 大和証券勤務を経て、ゴールドマン・サックス投信株式会社社長、 ゴールドマン・サックス本社パートナー(共同経営者)等を歴任。 2009年2月一般社団法人太陽経済の会を設立し代表理事に就任。 2012年2月くにうみアセットマネジメント株式会社を設立し、代表取締役に就任。 高速道路無料化のほか、地方から日本を元気にする「田園からの産業革命」や「本当の郵政改革」、「太陽経済」、日中・日印関係等の金融、財政、国際経済問題等に関する調査・研究・提言活動を行う。 自然電力株式会社 代表取締役社長 磯野 謙 氏 慶應義塾大学環境情報学部卒業。慶應義塾大学大学院政策メディア研究科修了。 コロンビアビジネススクール・ロンドンビジネススクールMBA。 2004年~2006年 株式会社リクルートにて広告営業を担当。 2006年~2011年まで風力発電ベンチャーにて主に風力発電所の開発、運転保守管理(O&M)や風車建設の営業や工程・予算管理、新規事業の立ち上げ等を担当。 2011年2月自然電力株式会社を設立し、代表取締役社長に就任。 |
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