活動報告・資料

活動報告

2013 / 2 / 14

太陽経済せとうち会議 フォーラム瀬戸内プロジェクトに学ぶ
~再生可能エネルギーで実現する地域活性化日本最大規模メガソーラーが導く新産業最前線~

主催:(一社)太陽経済の会
後援:日刊工業新聞社、アイティメディア/スマートジン

温暖で降水量が少なく日照時間が長い瀬戸内海気候を利用して、古来より塩の生産が盛んだった岡山県瀬戸内の地に、1956年錦海湾の岬と岬をつなぐ大堤防を建設し干拓された500haの日本最大の大塩田が出現しました。塩業技術の進歩と世界貿易の進展により、2009年、塩業事業者が破たんし、広大な塩田跡地が残りました。環境調査の結果、塩田跡地内の排水が止まると浸水によって、市民の安全を脅かすことが判明しました。

瀬戸内市では市民の安全安心の確保のために跡地を取得し、塩田跡地周辺住民らで組織された検討委員会による活用基本構想に掲げる「地域の活性化」「文化 の振興」「環境の保全」のための提案を募り、跡地活用の事業者を公募しました。そして、8社の提案から「瀬戸内Kirei未来造り連合体」の案を採用。負の遺産になっていた広大な土地が日本最大のメガソーラーを軸として活力を生む場所に再生します。 太陽経済の会 会員の日本IBM、東洋エンジニアリング、自然電力、くにうみアセットマネジメント、他3社で 構成する「瀬戸内Kirei未来造り連合体」の共同提案で採用された、岡山県瀬戸内市にある500haの塩田跡地で計画する日本最大規模の「メガソー ラー」が導く「まちづくり」、それらを実現する「再生可能エネルギーの証券化」についての講演。このプロジェクトから波及する交通整備、観光、事業継続ビジネス、文化・芸術コンテンツをはじめ、様々な分野に広がるビジネス機会についても解説。

<プログラム>
「日本最大メガソーラーへの道のり。錦海塩田跡地活用基本計画」
武久顕也 氏 瀬戸内市長
  
「太陽光発電・メガソーラーの技術の展望」 
近藤 道雄 氏(独)産業技術総合研究所 陽光発電工学研究センター センター長

「地域活性化を導くメガソーラー建設の今後」
内田 正之 氏 東洋エンジニアリング株式会社 取締役常務執行役員 経営計画本部長 

「 ITで加速する瀬戸内市のまちづくり!スマーターシティの未来」 
岡村 久和 氏 日本アイ・ビー・エム株式会社 スマーター・シティー事業 部長

「再生可能エネルギーの証券化と進む田園からの産業革命」
山﨑 養世 太陽経済の会 代表理事/成長戦略総合研究所 代表取締役/くにうみアセットマネジメント代表取締役


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